会社概要

メッセージ

画像処理ボード(フレームグラバボード)開発を行っていた実績から、さまざまなお客様の画像装置、検査環境、画像処理ライブラリなどでの特徴抽出、カメラ・照明の選定、光学セッティングによる検出性能の企業差などなど多くを見てまいりました。
画像処理ボードから発展した欠陥検査装置では、フィルムを主とした最大手化学メーカー様と連携した画像システムの開発や納入を携わっていた実績より、多岐分野でのトップメーカー様の持つ検出力へのこだわり、画像検査性能の出し方など、積上げた方々の技術力の高さ、時間を掛けるポイントなど、納得できるハイエンドな光学技術の多くを経験しました。
これらの経験から「画像処理環境ドットコム」製品が生まれています。

画像処理検査を行う上で、カメラや照明の性能や画像処理ライブラリの性能を重視しがちですが、そのどちらも高性能になればなるほど極めて高額になってきます。確かに、高性能なカメラやライブラリで検出性能が高まるのは事実ですが、画像検査の真の性能は検出部位の特徴を光学条件で際立たせることです。光学条件が最適化された検査システムはカメラ性能やライブラリを最小限のコストに抑えつつも判定が安定しワイドレンジです。

個人事業ソフトハウス様から製品メーカー様まで、画像処理環境の構築において、本品で無駄時間を最大限に省き、機材差や光学条件差による画像検出力の差異を追及してください。テスト環境の時点こそ強固に固定する意義が見えてくると思います。そして、少しでも低コストなカメラやライブラリの採用、検査安定、検査環境を納入するお客様への信頼を得るお役に立てれば幸いです。

画像処理環境ドットコム　桑原 康浩