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取扱例

カメラ固定フレームのカメラ取付例、動き、設置

側面へは小型CSマウント型や三脚1/4UNC穴サイズおよび、側面固定タイプのカメラが固定できます。
可変レバー式は、レンズマウント側面にM3またはM4固定ネジを持つ工業用カメラが固定できます。レバーは自由にスライド移動でき、固定ネジ位置の異なるカメラに適用します。レバーを半回転することでM3/M4適用穴を使い分けることができます。

カメラ側で角度調整を行いたくなる角度調整機構を備えます。
・画角上下
・画角左右
・画角回転
・WD上下
センサー素子をできる限り重心とした角度の調整機構、制振考慮。
ネジ固定による確実な角度保持が行えます。

照明固定フレームの照明など機材取付例、動き、設置移動

照明の幅に合わせて左右スライドして自由に固定穴ピッチを決めることができ、小幅のライン照明からナットレールの本機幅を超える長尺なライン照明まで1台で固定できます。任意ブラケットを追加することでさらに自在固定。
柱の応用や追加で思い通りの位置への照明設置。反射板や投影スクリーン設置などの機材固定でも角度調整機構が便利です。
ベース盤への固定は、左右搬送方向設置も奥手前搬送方向設置もどちら向きでも固定できます。

角度調整は狭い場所への取付で不便になる両側面からの操作では無く、一方向からレンチ操作ができます。
角度調整ネジを取外し、組み替えることで、操作面を反対面に変更することができます。

合わせ穴が90°ごと用意してあります。M4用六角レンチ、丸棒などで正角の荒出しが手早く行えます。

主柱傾斜ベースの動き、設置移動

ベース盤固定レールのどちらの向きにも取付きます。

設置面板厚(鉄材)t9mm。ベース盤への固定8カ所、主柱への固定6か所で強固にネジ固定できます。

副柱可動ベースの動き、設置移動

X側柱Y側柱それぞれ少しゆるめる状態にすることで必要な柱側のみをスライド移動することができます。
固定ネジを抜いてしまえば副柱可動ベースを他の場所へ移設することもできます。

搬送機構、ステーションの追加

レール溝に“挿抜ナット”[NT(B)-M6,M5,M4,M3]を使用することで、増設柱や搬送ステーション、センサーなど自由な位置に固定することができます。

並行面出し、移動操作

すべての機能パーツの設置面は、基準面と揃い面を持ち、角材やスチール定規で面出しが行えるようになっています。

それぞれの可動部へは特殊シート加工が施されています。

F-ONEモデルのレバー箇所、レバー操作

操作:
①準備 調整機構部のネジを可動できる最小(こすり動く程度)に緩めます。
②可変運用 レバーのみで緩め/締込操作で可変運用が行えます。
③位置確定 レバーをしっかり締込み。続いて、最小に緩めて置いたネジをしっかり締込ます。
・操作動画がページ下部にあります


搬送

[FLEX-L7560シリーズ] 接地面から主柱TOPまでの長さ:847mm
[FLEX-L6048シリーズ] 接地面から主柱TOPまでの長さ:747mm
・トヨタプロボックス荷室高さ:935mm
・日産 ADバン荷室高さ :940mm
・ホンダフィット荷室高さ :860mm, 入口天地770mm
・スズキエブリイ(軽自動車)荷台サイズ:高さ1060x奥行770mm


アレンジ方法のご参考

①標準モデルで、追加パーツなく行えるアレンジ

  可変アームモデル

  独立アームモデル

②追加パーツによる拡張アレンジ
高精度・制振を必要とする用途に補強、暗幕などの枠組み、コンベアへ設置するためのやぐら組など。
お客様自身で改良されることも、当社で構想をご一緒し、ご要望の仕様でカスタム仕様としてご提供することもできます。


操作動画

カメラの交換・固定 (5分18秒)

照明の交換・固定 (3分16秒)

カメラ角度 調整操作 (31秒)
(F-ONEにて操作)

照明角度 調整操作 (31秒)
(F-ONEにて操作)

主柱傾斜角度 調整操作 (1分13秒)
(F-ONEにて操作)

副柱可動 調整操作 (33秒)
(F-ONEにて操作)

カメラ柱(WD) 調整操作 (31秒)
(F-ONEにて操作)

F-ONE 操作レバー挿抜操作 (32秒)
(F-ONEにて操作)